事例紹介

病院内に「マイクロ店舗型スマート販売機」を導入

売店・食堂の機能を小スペースで補完し、24時間利用できる院内販売インフラを構築 弁当・食品・日用品まで販売可能な、病院向け次世代スマートリテール

病院内に、スマート販売機を活用した「マイクロ店舗型無人販売サービス」を導入いたしました。

今回の導入では、病院内の限られたスペースにスマート販売機を設置し、飲料だけでなく、弁当・惣菜・冷蔵食品・軽食・日用品などを販売できる院内向けマイクロ店舗として運用します。 病院は24時間365日稼働する施設です。医療従事者、入院患者、付き添い家族、来院者など、さまざまな人が長時間滞在します。一方で、院内売店や食堂は営業時間が限られていることが多く、夜間・早朝・休日には食事や必要な商品を購入できる場所が不足しがちです。

スマート販売機は、こうした病院内の購買課題に対して、小さなスペースに“売店機能”を設けるための次世代マイクロ店舗です。レジスタッフを配置せず、キャッシュレス決済・商品自動認識・遠隔管理によって、無人でも安全かつ効率的に販売環境を構築できます。

病院内で求められるのは「自販機」ではなく、マイクロ店舗

病院内には、飲料や菓子を購入できる設備が設置されていることがあります。しかし、病院で本当に求められているのは、単なる飲料購入だけではありません。 夜勤中の医療従事者にとっては、短い休憩時間で食事を確保できる場所が必要です。付き添い家族にとっては、売店が閉まった後でも軽食や食品を購入できる環境が安心につながります。入院患者や来院者にとっても、院外へ出ずに必要な商品を購入できることは大きな利便性になります。

そのため、病院内に必要なのは、飲料や菓子だけを販売する設備ではなく、弁当・食品・日用品まで扱える“小さな売店”です。スマート販売機は、病院内に小規模な無人店舗を設けるためのインフラとして機能します。

売店閉鎖・食堂縮小・夜間購入ニーズに対応

近年、病院や医療施設では、人手不足、運営コストの上昇、利用者数の変動、営業時間の短縮などにより、有人売店や食堂の維持が難しくなるケースが増えています。特に中小規模の病院や地方の医療施設では、売店を設けたくても採算や人員の面で難しい場合があります。

一方で、院内には常に購買ニーズがあります。スマート販売機を活用することで、売店や食堂を新たに開設することなく、小スペースで院内販売機能を整備できます。

弁当・惣菜・冷蔵食品・日用品まで販売可能

スマート販売機の大きな特徴は、販売できる商品の幅広さです。一般的な自動販売機では商品サイズや形状に制限がありますが、スマート販売機はショーケース型の構造により、商品を棚に陳列した状態で販売できます。

【販売可能な商品の例】

  • 弁当、惣菜、パン、おにぎり、麺類
  • 冷蔵食品、冷凍食品、デザート、カップ食品
  • 飲料
  • 衛生用品、日用品、マスク、除菌用品、介護関連用品など

設置場所や利用者層に合わせて商品構成を変えられるため、スマート販売機は病院内の“マイクロ店舗”として柔軟に活用できます。

商品が落下しないから、食品販売に適している

従来型の販売機では、商品が落下したり搬送時に衝撃が加わったりすることで、弁当の形崩れや液漏れなどが発生する可能性がありました。 スマート販売機は、利用者が商品を棚から直接取り出す方式のため、商品が落下しません。これにより、柔らかいパッケージの商品や冷蔵デザートなど、従来は販売しにくかった「しっかり食べられる食品」を無人で販売でき、院内サービスの質を高めます。

温度管理・期限管理により、食品販売を支援

病院内で食品を販売するうえで重要なのは、安全性と管理性です。スマート販売機は、食品販売を前提とした以下の管理機能を備えています。

  • 温度管理
  • 在庫管理
  • 販売履歴管理
  • 期限管理
  • 遠隔監視・異常通知

クラウド上で運営状況を把握できるため、無人販売でありながら管理精度を高めることができます。また、HACCPの考え方に基づいた食品衛生管理にも配慮し、適切なルールに沿って販売できる環境づくりを支援します。

法令・食品衛生管理を前提とした院内販売

病院では、高齢者、患者、付き添い家族、医療従事者など多様な利用者がいるため、通常の販売環境以上に安心・安全が求められます。 スマート販売機による食品販売では、食品衛生法、HACCP、施設側の管理ルール、商品ごとの保存条件などを踏まえた運用が重要です。単に商品を置くだけではなく、法令・規則を遵守し、食品を安全に販売するための運営体制づくりまで含めてマイクロ店舗化を進めます。

院内の小さな売店として、利用者の不便を解消

大規模な売店を新設するには多くの負担が発生しますが、スマート販売機であれば限られたスペースに設置でき、以下の課題に対応できます。

  • 売店閉店後の買い物不便
  • 夜勤スタッフの食事確保
  • 付き添い家族の軽食購入
  • 来院者の日用品購入
  • 小規模病院における売店機能の補完
  • 食堂がない施設での食品販売
  • 人手不足に対応した省人化運営

医療従事者の働きやすさにも貢献

夜間・早朝・休日は売店や食堂が営業していないことも多く、職員が食事を確保しにくい時間帯です。 短い休憩時間に院外へ出る必要がなく、院内で食品や軽食を購入できる環境があることは、職員の負担軽減と時間的な余裕につながります。これは単なる販売サービスではなく、病院における福利厚生や職場環境改善にもつながる取り組みです。

病院内の新しい販売インフラへ

スマート販売機は、単なる次世代自販機ではなく、設置場所ごとの課題に応じて商品や運用を変えられる課題解決型の販売インフラです。 病院内に小さな無人店舗を設けることで、利用者の利便性と施設運営の効率化を両立する次世代のマイクロ店舗として機能します。

今後の展開

今後は病院分野に加え、介護施設、オフィス、工場、倉庫、大学、ホテル、空港、駅ナカ、商業施設などへの展開を進めてまいります。 飲料・菓子に加え、弁当、惣菜、冷蔵・冷凍食品、日用品など多様な商品を販売できる無人販売インフラとして、これまで売店を維持できなかった場所や営業時間に制約があった場所にも、新しい購買環境を提供してまいります。

■ 詳細・お問い合わせ スマート販売機・無人販売ソリューション https://www.smarite.co.jp/